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ベトナム雑貨見て歩き 2004年10月



 ベトナムへ行くと私は必ずドンコイ通りを歩いてみることにしています。もともとベトナム滞在中にずいぶんと長い間すんでいた場所だからです。

およそ10年の間眺めてきたその通りは、ホーチミン市の中心部にあり、間口の小さな商店がずらっと並んでいます。コンチネンタルホテルやマジェスティックホテルなど歴史のあるホテルや、カラベルホテルやシェラトンホテルなど一流のホテルも軒を並べています。

 10年前とほとんど変わらないのだけれど、店のデザインやホテルは姿をずいぶんと変え、「ほう、ずいぶんと立派になったものだ」などと、訪れるたびに変化する街並みに関心しているのです。

 ベトナムは雑貨天国などと、日本の雑誌で言われるようになったのは、いつの頃からなのかは私には分かりませんが、ドンコイ通りはそのはるか以前からお土産としての雑貨を扱う店が沢山ありました。

 しかしながらその頃の雑貨といえば、ノンラーと呼ばれる女性のかぶる三角形の日よけ帽子や、ラタンや竹細工の籠やバッグなどが店頭に並んでいました。コカコーラの空き缶で作ったシクロやヘリコプターなどもメインアイテムでした。

 最近は本当に商品が垢抜けてきました。シルクの刺繍製品や、漆細工、石のレリーフ細工、ファッションから生活雑貨まで、きれいなデザインの商品が店頭に並んでいます。

 また日本人をターゲットにしたお店や、日本人オーナーのお店もずいぶんと増えています。ドンコイ通りの家賃は驚くほど高騰していると聞きますが、それでも日本に比べれば安いし、インテリアの工事なども安く出来るわけで、日本人にとっては店を開きやすいのだろうと思います。

 ただし、すべての店が成功しているわけではありませんし、店の密度がものすごく高い地域なので、よほど宣伝や商品の差別化をしなければ生き残るのはたいへんだろうなあと思います。

 また、ヨーロッパ人が自分たちでデザインした商品を扱うお店が出来たり、ベトキューと呼ばれる海外在住のベトナム人が出資する雑貨店なども沢山出店されるようになり、ますますベトナムの雑貨デザインは洗練されてきたようです。

サイゴン川に近い場所にオーセンティックという雑貨店があります。オリジナルデザインの商品を置いていて、品質もベトナムにしては良いものを置いています。
2階はバッチャン焼きのスペースになっており、可愛いデザインの商品が大量においてありました。

 ドンコイ通りの老舗ではカイシルクというブティックがあります。現在ドンコイ通りには2店舗あります。洗練されたデザインが売りのブティックで、ちょっと値段は高いですが、面白い商品を見つけることが出来ます。品質のほうは、まあまあという感じでした。

 もちろんここでいうまあまあは、ベトナムとしては良いという意味です。通常の店舗や市場で購入する雑貨は、良くない品質のものがとても多いのです。




 サイゴンの中心部にあるノートルダム教会のすぐ横にあるのがダイヤモンドプラザです。もともと1階が専門店で2回以上が外国企業のオフィスが入っていたビルを、近代的なビルに立て替えて、現在のように東京にあってもおかしくないような複合ビルにしました。

 一階には日本の百貨店のようにコスメティックのブースが並び、2階にはブティック、3階にはインテリア雑貨の専門店が入っています。
 ドンコイ通りのお店よりも高額な商品が並び、サイゴンに住む外国人ビジネスマンとその家族をターゲットにしたワンランク上の百貨店です。

 ドンコイ通りのお店と同じ商品も並んでいますが、こちらのほうは上質なものや高価なものを選んで品揃えをしているので、ちょっとくらい高くてもいいから、変わったものや上質なものをほしいと考えている人にはお勧めかもしれません。

 南ベトナムの陶磁器の有名窯元のミンロンもショップを出していますが、こちらのほうはドンコイ通りと値段が一緒でした。家賃が高いだろうに大丈夫かな、とひとごとですが心配してしまいました(笑。

 ニューワールドホテルのすぐ裏にあるのがゼンプラザ(ZEN)です。確か日本の資本が入っているように聞きましたが、確かなことは分かりません。
 1階では日本語のフリーペーパーを配っていました。

 下の階から婦人のブティックが入っていて、メンズのブティックやキッズ、ステーショナリー売り場なども入っています。
 出来た頃は雑貨やお土産品などに力を入れていましたが、最近はサイゴンに住む外国人向けや、ベトナムの裕福層にむけた商品を品揃えしているようです。ベトナムデザインの服などを選ぶには面白い場所と思います。





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