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![]() ■ベトナム雑貨の店舗つくり: 店舗を選ぶということは、自分のビジネスの未来を選ぶということ: お店は売上の源泉です。お店の立地とデザインはお客様の数と売上に直接響いてくる大切な要素です。商品はお店の命ですが、お客さまの来ないお店は生き延びることができません。長く商売を続けるには、良い店舗にめぐり合うことが必要です。 店舗を選ぶということはお客様を選ぶということでもあります。それはお店の立地、店舗のデザインなどにより、お客様の種別(老若男女、趣味思考、生活レベルなど)や来店客の人数来店頻度などがある程度決まるからです。 店舗を探すにはまず初めに予算を決めなくてはいけません。ショッピングセンターなどに出展するためには場所によっては数千万円の予算が必要になりますし、路面店でも駅前の大きな通りに面した店とちょっと離れた裏道にある店舗とでは保証金から家賃まで大きく違ってきます。 初めてのお店だから一番安いところを探して・・・と考えるのは間違いだと思います。初めての人がお店を開店して一番失敗する原因のひとつが、お客様の来ない店舗を借りてお店をはじめることだからです。お客さまの来ない店ほど惨めなものはありません。万一そのような事態になった場合は、相当な広告宣伝費用をかけてお客様を呼び込むか、お店をたたんで新しい場所に移るか商売をやめることになってしまいます。 しかしながら、駅前近くのビルの2坪程度の空きスペースで安い家賃なんて言う場合は別です。ここで言う安い店とは、お客様の来ない場所だから安いという意味です。 まず初めにビジネスに投資する資本金を決め、その金額を創業資金(お店を開くために必要な資金)と運転資金(毎月必要になるお金)に分けます。その創業資金を商品仕入れ、店舗の保証金などの借りるために必要なお金、店舗の内装工事費用、その他の経費などに分けます。運転資金も店舗の家賃、給与、水道光熱費、広告宣伝費などに振り分けます。このあたりの細かな話はまた後で詳しく話しをしようと思います。 そうして出来上がった店舗の創業費用と、運転資金の中の家賃が決まってくるはずです。予算を組んだ家賃を参考にして、不動産屋さんをめぐり歩いて店舗を決めることになります。 予算を組んだ家賃と実際の店舗と比べること: 家賃は運転資金です。運転資金はその他に給与やひと月にかかる経費などが含まれます。例えば家賃が月15万円でひと月の運転資金が60万円だとします。商品の荒利が平均50%だとすると、ひと月120万円以上の売上がないとそのお店はやってゆけません。客単価が例えば一人3千円とすると、客数400人で25日営業とすると1日あたり16人のお客様が買ってもらえるお店であることが必要です。(もちろん平日と土日では客数は違いますが平均として)。利益を出すためには20人平均、そのためには来店客数は60人〜80人位は必要になります。(来店したお客様の30%〜20%のお客様がお買い上げすると計算して)。 こうして計算をしてだした客数が、借りようとしている店舗でまかなえるか、そのことを考えて店舗を探してください。なんとなく良い場所だからとか、家賃が特に安いからなどの理由では決めてはいけません。だから店舗探しは時間がかかるのです。目をつけた空き店舗があれば、少なくとも2〜3日くらい(平日と土日)はお店の前に立って、その前を通りすぎる通行人の様子を観察するべきです。ここならやってゆけそうだと確信を持ってから、借りることを決めてください。 なじみの不動産屋さんができるようになるまであちこちの不動産屋さんを見て廻ろう。: なにしろ店舗探しというのは奥が深いものです。ある程度の規模の専門店チェーンではかならず店舗開発専門の部署を用意しているくらい、大切で専門的な仕事なのです。 まずは、成功している雑貨屋さんをぐるぐる廻って、店舗の立地や店つくりを研究することからはじめると、見る目がつくられるはずです。そして、気に入った街や通りが見つかったら、不動産屋さんに飛び込んで話をしてみましょう。 初めのうちはあまり良い話は聞くことができません。でもあきらめずに不動産屋めぐりを続けてみてください。きっと気のあった会社が見つかるはずです。そこでもすぐに良い物件が見つかるとは限りませんが、店舗の物件情報はFAXやインターネットで不動産屋さん同士で情報をやり取りしているので、何ヶ月も通ううちに何件か良い物件情報が入るときがあります。そんなときに、気のあった不動産屋さんならばすぐに情報を教えてくれます。 雑貨店というと裏通りの小さな店先で商売をするイメージが強いですが、商品構成にもよりますが、表通りの通行の多い場所でお店をだすほうが成功しやすいのではないかと私は考えています。もちろん、常連さんを沢山つくれば、どちらでも同じことですが、前を歩く人が多いほど、固定客も作りやすいと思うのです。予算次第ですので考えてみてください。逆に独特の商品でお客様を呼ぶ自信があれば、裏通りのほうがよい場合もあります・・・。 良い物件が見つかって、不動産屋さんで契約という段階になったときに、契約年数の都中で撤退するときにどのような手続きや費用が必要になるのか、できるだけ具体的に聞いておくと良いでしょう。お店というものは上手く行けば問題ないですが、万一のときが一番大変なものです。初めにそのときのことを考えて、心の準備をしておくことも大切なことだと思います。 時間と手間ひまをかけても、より良い物件を見つけ、ビジネスを長く続けられれば、すべて報われることになります。ぜひ良い店舗でビジネスを成功させてください。 (つづく)
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