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■資金繰りが大切な理由





お店を開業する目的は利益を出すことですが、お店を運営するために一番大切なことは資金繰りです。お店が少しぐらい赤字を出してもすぐに潰れることはありませんが、もしも資金繰りにつまるとすぐにお店はやっていけなくなってしまうからです。

資金繰りにつまると言うことは、月末の仕入先への支払いが出来なかったり、店舗の家賃が払えなかったり、アルバイトのお給料が払えなかったりするということです。

つまり、お店はしっかりと計画を立てて充分な資金が支払日までに手元にあるように資金の準備をする必要があるのです。これを資金繰りと呼びます。

万一資金繰りが上手く行かなかった場合のことを考えて見ましょう。

例えば、来週の支払日に仕入先へ支払う現金の都合がつかない、というような場合はどうなるでしょうか・・・。

基本的にその先で現金が入ってくる目安があれば、短期のつなぎにお金をかりることになります。この場合、社長の個人資産でつなぎのやりくりをしたり、銀行やローン会社からお金をかりることになります。

間違い無く期限内に返せる場合はよいのですが、一歩踏みはずしてしまうと、次から次へと短期の借り入れが増えてゆき、あっとゆうまに借金返済に追われるような生活になってしまいます。
最悪の場合、悪い場所から借り入れでもしようものならば、取り返しのつかないことになってしまいます。せっかくの人生を台無しにしたくなかったら、絶対にそのようなことになってはいけません。

一日の終わりにお店の売上げの計算をして、商品在庫や仕入の状況を確認した後で、最後に必ず資金繰りの状況を毎日確認してください。それほどお店の運営にとって資金繰りは大切なものだと考えましょう。

◆資金繰り表を作ってみよう

資金繰りの基本的式は(月初現金残高 +現金収入 ― 支払現金 =月末残高)となります。

現金収入の主な内訳は@現金売上げ A売掛金回収(クレジットや商品券など) B借入金(長期、短期借入)、その他に創業時には資本金が含まれます。

支払現金の主な内訳は@店舗家賃 A従業員給与 Bその他の店舗経費支払い C商品現金仕入  D買掛金支払い D借入金返済、その他に創業時には創業資金が含まれます。また、年度末で支払う税金などのために準備金として積み立てるお金もこの欄で処理をします。

一覧表にすると下記の通りになります。
ここでは例として月末で締めていますが、各お店で買掛金の支払い締め日などで細かく区切って使いやすく工夫をして使ってください。

1月
2月
3月
月初現金(万円)
100
108
97
現金収入
現金売上げ
150
140
160
売掛金回収
70
80
70
現金借入
0
0
0
その他収入
0
0
0
支払い現金
店舗家賃
25
25
25
支払い給与
60
60
60
その他店舗経費
14
13
14
商品現金仕入
60
60
50
買掛金支払
50
70
70
借入金返済
0
0
0
その他支出
0
0
0
税金等準備金
3
3
3
月末現金残高
108
97
105
 ☆数字は適当に入れていますので参照しないでください。
 ☆売掛金回収は、クレジットなどの売り上げを入れるのではなく、クレジット会社からその月に振り込まれる金額を入れる。
  買掛金支払いも、商品購入の金額を入れるのではなく、その月の締め日に支払う金額を入れること。

(つづく)














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